2020年の自分のターニングポイントを振り返る

はじめましてMaekawaです。

 

一年の振り返りをしてみたくてBlogをはじめてみました。

普段はQiitaでぼちぼち記事を書いています。

qiita.com

 

 今年一年、自分の中で大きな変化がありました。

そのターニングポイントになった出来事やイベントを時系列的に書いています。

他にも感銘を受けたことがあるのですが、年があけてしまうので一旦ここまでです。

この記事でいう現職は2020年12月時点の仕事のことです。


1.Twitterのフォローフォロワーの方々に会いました

2月にRPAツールのUiPathの研修を受けに東京にいきました。


このタイミングあわせて時にTwitter上で交流していた方々とお会いできました。
SNSで交流があった方と初めてお会いする経験はとても楽しくて、テキストベースでの交流がオフラインで広がっていくことの楽しさを実感しました。
(ただ、ここは現在2020年12月時点で少し考え方が変わっているのでいつか書いてみたいと思います。ただこの時はこの感覚がとても重要でした。)

 

あと、この出張にあわせて第3回EMS勉強会にも参加しました。
私は2019年に初めて「世間にはユーザコミュニティがある」と知ったのですが、その時、初めて参加した勉強会がEMS勉強会でした。
ハイレベルな発信内容でありながらわかりやすく、また、コミュニティのあり方を模索する姿勢はいつも自分がコミュニティというものを考える時の指針にしています。

ems-meeting.connpass.com

 

jpemsug.com

 

2.Qiitaで記事を書き始めました

きっかけはバルカローレさんのこちらのblog記事でした。

www.barcarole.co.jp

 
自分が現職で複合機メーカーのグループ会社にいたこともあり、同様の話で自分なりに色々と書いてみようと思って投稿したのがきっかけです。

 

書いた記事がこちらです。

qiita.com

 

その後、WinAutomationやPower Automate Desktopについての記事を書くことになったのもここでQiitaで記事を書きはじめたことが大きいと思います。

 
3.ベンダーさんと一緒に仕事ができました

これは仕事の話なのですが、あるクラウドベンダーの方と4月以降ご一緒に仕事ができた経験は大きかったです。


そのベンダーさんの製品については、「なんでちょっとでも便利にしようとしたらプラグインJavaScriptでカスタマイズしなきゃあかんねん。」(バレる)という感想を持っていて、ちょっと苦手意識がありました。(ご本人にも伝えています)

ただ、エンドユーザへの提案を続けていく日々の中で、製品思想であったり、エコシステムの広がりであったりとその会社が目指すものと製品思想について知ることでどんどん好きな製品になりました。

 

製品思想を知ること、考えることに時間をかけるようなったのですが、自分が好きな製品・サービスを決定する上で大きなポイントになりました。

あと、自社から外(他社)への興味が大きく広がったのもこの頃だったと思います。

 

4.Linkedinにアカウント登録しました

経緯は忘れたのですが、「LinkedInは海外では名刺代わりみたいなもの」という話を聞いてアカウントを作りました。
(確か吉田大貴さん(よしだたいき | 吉田の備忘録 (@TaikiYoshidaJP) | Twitter)が仰っていたと思うのですがぼんやりしすぎてます)
名刺代わりということだったので他の方のプロフィールを参考に経歴やら資格やら書いておきました。
気軽に始めたのですが後々これが大きな転機になります。


5.Japan Power Platform User Group 名古屋 #5に参加しました

オンラインでがっつり参加した初めての勉強会(イベント)でした。
一参加者としての参加でしたが和やかな雰囲気の中、次々に魅力名的なセッションが広げられていく、そしてチャット欄やTwitter上での盛り上がりは本当に楽しく、オンラインイベントの良さとPower Platformの楽しさを実感できるイベントでした。


自分の中のオンライン勉強会の基本像はこちらがベースになっていると思います。

 

paandflow.connpass.com

 

6.英語の勉強をはじめました

Twitterで交流がある方が英語に造詣が深い方がいたので、少しずつ勉強をはじめました。


その時に杉本さん( Kazuya Sugimoto @CData Software Japan (@sugimomoto) | Twitter)がDuolingo - 世界No.1の英語学習法をはじめていて、それに影響されて私もはじめました。楽


未だに英語は読めない、書けない、喋れないのですが、色んな方の影響を受けて、英語への興味と身近なものと思える機会になりました。

7.WinAutomation勉強会を開催しました

5月にMicrosoft BuildでRPAベンダーのSoftomotiveがMicrosoftに買収された発表がありました。Power Automateの特定プランでWinAutomationというツールがトライアルができるということで、早速触って多機能高性能低価格の製品であることに大きな驚きを覚えました。


Twitterで交流のあった夢さん( 夢ノ島越前公園 (@yumenoshima) | Twitter)が開催していた「RPA自習室」に参加していた時に、「WinAutomationが面白い」って話をしたところ、「じゃあ、勉強会やってみれば」と後押しいただきました。
勉強会は参加するばかりで開催したことはなかったのですが、「自分も勉強してみたいから」という後押しと勉強会のためにZoomの環境を提供くださった夢さんには本当に感謝しています。

twipla.jp


あと、この時に夢さんが仰っていた「軽率に色々やってみる」という言葉は自分の中での行動の指針になっています。

8.Adaptive Cardsの入門ドキュメントにトライしました

8月で色々あって一旦SNSでの交流はお休みすることにしました。
ただ、何かしらアウトプットした結果は残そうと思って今のアカウントで運用を始めました。


その時の最初のアウトプットがHiroさん( Hiroさん (@mofumofu_dance) / Twitter )の公開されているAdaptive Cards 入門用ドキュメントを試してみました。

 

mofumofupower.hatenablog.com

 

アウトプットは楽しいなーと思ってそのままゆるゆるとTwitterを続けられています。
これが無かったらTwitter自体やめていたかもと思います。

あと、JSONと(少し)仲良くなれたと思います。

9.Power Automate Desktopが公開されました

WinAutomationをベースにしたPower Automate Desktopが2020年10月にプレビュー公開されました。

flow.microsoft.com


公開された時は「そういうものが出たんだー」くらいに思っていたのですが、公開日の朝にちょっと触ってからその週はPower Automate Desktopのことしか考えられなくなりました。


Qiitaの記事も公開日の朝に1記事目を書いて、立て続けに3つ記事を書きました。

qiita.com

 

qiita.com

 

qiita.com


3つの記事でトータル250LGTMをいただき製品への注目度の高さを感じましたし、記事を書くことの楽しさも実感できました。

 

実は、このPower Automate Desktopの記事を見ていただいた新潟の出版社の方からRPA本の執筆依頼をいただいたのですが、QiitaとTwitterにアウトプットしていることが全てなのと私は実業務でRPAを使っていないのでお断りしました。


ただ、アウトプットしていてよかったなーと思う出来事でした


10.LinkedIn経由で面談オファーのメッセージがきました

LinkedInは基本的にQiitaの記事やイベントの登壇資料を追加するくらいで積極的な更新はしていなかったのですが、ある会社からカジュアル面談しませんかとご連絡いただきました。
オファーいただいたのは私の憧れの会社で、話だけでもしてみたいと思い、面談をさせていただきました。


選考に進んでお祈りをいただく結果になったとしても、その会社と自分の距離がどれだけ離れているのか(そのギャップを埋めるためのアクション)を知りたくて、面談に進みました。


これも「軽率にやってみる」の精神が根付いていたからだと思います。

 

面談では業務経験の話やコミュニティ活動の話以外にも英語の話が出てきたのですが、正直に自分の英語力について話をした上で、ただぜひチャレンジしてみたい部分だと声を大にして言えました。

本心からこの言葉が言えたのは上にあるような英語に対する興味高まりがあってこそだと思っています。

 

11.キャリアパスについて考えてみました

希望の会社に行けるかどうかは置いておいて、今後のキャリアパスについて考える時間が増えました。


現職には2019年に中途入社したのですが、正直なところ現職が本当に好きで、幅広い製品について販売を通して学べるし、何より明るくて一緒に働いていて楽しい社員の人が多くて素晴らしい職場だと思っています。


今後のキャリアパスとして管理職へ進んで行くことも考えました。
ただ、そうやって考えている中で、私は管理職というか出世をするということ、肩書を得るということを重視している傾向があるなと理解しました。
原因は色々考えられるのですが、それが、本当に重視するべきことなのかなと疑問に思いこんな募集をかけたりしました。

 

bosyu.me

 

その中で、小玉さん( Jun’ichi Kodamaさん (@KodamaJn) / Twitter )と夢さんと面談させていただき、他のかたのキャリアビジョンを聞いたり、自分の考えを伝えることで発見や整理ができたと思います。

 

 

面談させてもらっている中で、今後自分が重視することは肩書を得ることではなくて、技術的知識・知見で業務改善や課題解決を行うことなのではないかとと整理ができました。
というのが、現職でプリセールスエンジニアを担当していたのですが、ある製品について機能があるのは知っているけど、それを実際に触れていないのです。
提案時に具体的な機能名や製品名、ドキュメントを挙げて提案はしているのですが、実際にそれを触れていないことに対してジレンマがありました。
このジレンマを解消するためには技術をもっと深いところまで知る必要がある。必要というより自分がもっと知りたい。そして、エンドユーザの課題解決に繋げたいと想いました。

 

(ちなみbosyuは今も継続しているのでなんか話をしてみたい方がいらっしゃればご連絡ください。)

 

12.転職を決めました

そんなキャリアパスを見つめる日々を続けていく中で、なんと、上記の会社から採用オファーをいただきました。

 

自分のキャリア観の整理もついており、オファーを快諾するだけと思っていましたが、ただ、やはり楽しい現職での仕事を辞めるということはやっぱり悩みました。

 

~ポエム要素がより強いので省略~

 

というわけで転職を決断しました。

 

13.Power Automate Desktop勉強会を開催しました

Power Automate Desktopについては、リリース後からいつか勉強会を開きたいなーと思っていたのですが、転職活動もあってタイミングを失していました。
年が明ける前にやりたいのですとWinAutomation勉強会からお世話になっているロボ研さん( ASAHI Accounting Robot研究所@RPA×α=DXさん (@AsahiRobo_RPA) / Twitter )と相談しはじめていたところ、Power Automate Desktopが12月10日に一般公開が発表されたので「このタイミングだ!」と思い開催することにしました。

以前開催した第2回WinAutomationの勉強会が20名の方から申込いただいたので、倍の40名くらい申込があるといいなーと思っていたところ、最終的に220名の申込をいただき、当日も最大参加者数として130名の方にご参加いただきました。
アンケートも60名近くからご回答いただき本当にありがとうございます。

 

 

powerautomatedesktop.connpass.com

 

Yellow11さん (@br_Yellow11) / Twitterさんにツイートをまとめていただきました。

togetter.com

 

今回の勉強会は、Power Automate Desktopの全体像が伝わる会にしたかったのですが、アンケートの結果やTLでの皆さんの反応を拝見する限りその目的は達成できたのではないかなと思います。


改めてLT登壇いただいた小林さんと石川さん、そして、ご参加いただいた皆さんにお礼を申し上げます。

 

開催にあたっては事前や開催中の取回しの中で課題も見つかりました。お休み中に勉強会についてのまとめ記事を書きたいと思います。(思います)


おわりに

今年はいつもの年と比較して多くの人と新しいつながりができました。


特にSNS上で素晴らしい発信を継続されている方々とリプライでのやりとりをしたり、実際にオンラインでお話をするといったことは本当に嬉しい時間でした。

自分の知り得たことや感じたこと共感したことをツイートや記事として発信することでこのような繋がりができたのではないかと思います。

また、自分1人でアウトプットをしていたわけではなくて、Twitter上で多くのアウトプットをしている方々に影響されて色んなことを知り、そして試していきました。

本当にアウトプットの大切さを実感した一年でした。

 

個人的には、勉強会を開催するということに何ら気負いがなくなったということが自分として大きな変化だと思います。

ただ、これも繋がってくださる方々がいらっしゃればこそなので、来年もよろしくお願いします。

 

転職については、本当に自分でも予想していなかったのですが、1月から目一杯頑張ります。

 

今年一年ありがとうございました。